心の荷物

日々の日常に感じたことをただ綴ります

家庭訪問

昨日、小学三年生の息子の担任の先生が約束の時間より少し早く訪問された。

私は余り気が進まなかった。

これまでの一年、二年の担任の先生は皆若い女の先生だった。上がってくれたらと期待していたのに、玄関先のみで、それもとても表面的な感じで、とても内面まで興味を持って見てくれるような姿勢は感じられなかった。

恐らくこの先生もそうに違いないと思っていた。

そう踏んでいた私は、少し掃除機をかけ、少しテーブルを拭き、少しだけ片付けをしただけだった。

そして、先生がこられたとき、玄関ですいませんと言った。

でも、がっかりされたご様子だったので、中はいられますか?と声をかけてみたら、喜んで入ってくださった。

洗濯物も干しっぱなし、余り整頓もされてなくて散らかっていた。

でも、先生はしっかり目を見て人を見て話ししてくださった。私の能力ではなく、人そのものを見てくださっているような目をしておられた。

 とても人懐こく、壁がなかった。

こんな先生は初めてです。

こんな方もおられると思ったら、嬉しかった。希望が持てた。こんな今の私でも、親しみを持って関心を持って接してくれる方の存在に期待が持てた。子どもにとっても本当にいい形で自分を引き出してくれる先生に違いない。